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世界中の一通貨は不可能でしょうか

by Saul Fleischman on December 31, 2010

鈴木さんのブログ、http://blog.zaq.ne.jp/ai-risk/ からの「ユーロ統一通貨は維持できるのか?」ポストに付いて、逆に「世界中の一通貨は不可能でしょうか」と考えてしまいませんか。

プロファイル http://jp.linkedin.com/pub/hideo-suzuki/1b/385/43
ブログ http://blog.zaq.ne.jp/ai-risk/
トウィッター @hi_suzu

ユーロ統一通貨は維持できるのか?

もともと「成長率も違う、インフレ率も異なり、そして財政規律も格差のある国々が一つの通貨を持つ」ということが無理があるのでは?!とEuro統一通貨構想の当初から思っていました。英国などは、それゆえに自国のポンドを譲ってはいません。

現在でも、統一通貨”Euro”は経済力の有るドイツと政治力のあるフランスの2カ国に過大に頼って成り立っているのが現実でしょう。

現に、小国ルクセンブルグのユンケル・ユーロ圏財務相会議議長が「欧州共同債券(Eボンド)構想」を打ち出した時、ドイツ政府は、ただちにこれを否定・反対しています。ドイツにとってみれば、これ以上「南の財政規律の悪い国の為に、ドイツ国民の税金を費やすことは国内政治で受け入れられない」ことが自明の理だからです。

もともと、Euro圏の前身である欧州共同体は第1次大戦・第2次大戦を経て戦争の悲惨さ・無益さを学んだドイツが「不戦の誓い」として始まった事業です。話が経済や財政になれば、譲歩するには限度があります。

遅かれ早かれ、ギリシャ・アイルランド、成り行きによってはスペイン・ポルトガルなどの諸国も、自国通貨の切り下げをするためにもEuro通貨を放棄せざるを得ないのではないでしょうか。

About Saul Fleischman

Founder of emerging social media tool sites. Bootstrapping innovation with lean startup development teams. I do project management, user experience, PR, marketing and community development.

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